思い付きコラムです。
AIが代替する仕事の領域はここ数年で概ね固められてきたように思います。
※代替するという表現には語弊があるかもしれません
AIに任せられる/任せられない については様々なレイヤーで多くの議論がなされています。
とはいえ2024年くらいの時点で、やってもらおうとすれば結構やってくれる状態にはなっていましたよね。
さて、代表的なAI代替領域とくれば、もちろんITがトップバッターでしょう。
日本企業はそう簡単に社員をクビにできないので、AIが仕事を代替した分だけ、担当者の時間が浮くことになります。
IT関連業界は慢性的な運動不足に悩む方が非常に多く、特にコロナ禍以降それが顕著です。
しかしAIによって、肉体的(一部精神的)な課題を解決するための時間が確保できるようになります。
するとどうなるか?ジムが儲かります。
そして、ホワイトカラー系統の職は年収帯が高い傾向にありますので、単にジムに通うだけでなく、もしかするとオンラインフィットネスや、トレーナーとの契約を行う方も増えるかもしれません。
となると、トレーナーも儲かります。
AIは1日に必要なたんぱく質の量や食事のレシピなど理論は提示してくれますが、今のところリアルタイムでトレーニングフォームを改善したり、メンタルケアなどはしてくれません。自発的ではないのです。求める情報を引き出すためのこちらからのインプットが必要です。
そしてもちろん物理的な重量/負荷もAIには存在しませんので、ジムそのものの需要は今後もかなり長いスパンで続くことになるでしょう。
自発的でないということは、モチベーション維持を自分自身で行わなければなりません。人間はなるべく楽をしたい生き物なので、動機を外部に頼ろうとします。
つまり、しっかりとした知識を持ったトレーナーの需要もしばらくは続くと予想できます。